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黒須高嶺えしごと

イラストレーター・黒須高嶺(くろす たかね)の活動情報です。

「最後のオオカミ」

『最後のオオカミ』(文研出版)
著者はマイケル・モーパーゴさん、訳者は はら るいさん。

書影
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装丁は島居隆さん(アートグローブ)

イギリスを代表する児童文学作家、マイケル・モーパーゴさんが2002年に発表した『The Last wolf』の邦訳版です。
アマゾンの紹介文(原文はBOOKデータベース)から一部を引用しますと
孫娘からパソコンの使い方を教わったマイケル・マクロードは、インターネットで自分の家系を調べることにした。やがて遠い親戚からメールが届き、ひいひいひいひいひいおじいさんのロビー・マクロードがのこしたという遺言書を見せてもらう。それは「最後のオオカミ」と題された回想録で、むごい戦争の時代を、ともに孤児として生きぬいた少年とオオカミの物語だった。

挿絵もご紹介
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お話は現代のイギリスから始まります。
自分の家系を調べることにしたマイケル・マクロードと孫娘のミヤ

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「ひいひいひいひいひいおじいさん」であるロビー・マクロードの少年時代。
彼の身の上には様々な困難が降りかかります。

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過酷な人生の途上、ロビーは一匹のオオカミと出会います。
彼らの行く手に待つものはいったいなんでしょうか。


18世紀のスコットランドを舞台に、動乱の時代のなか数奇な運命によって出会い、ともに生き抜いた少年とオオカミの物語です。緻密な時代考証と壮大なスケールで描かれる、まさに「骨太」なお話だと思います。

初めての海外文学、しかも歴史的な要素のあるものということで、私にとっては大変な挑戦となりました。
着る物や建物、軍装や馬具、風景など、ひとつひとつ調べていく必要がありましたが、新しいものごとを知るのは刺激的でワクワクするものでした。
出版に際して著者のモーパーゴさんにカバーイラストをチェックしていただきましたが、気に入ってくださったようで一つ安心しました。(本文挿絵の方はどうだかわかりませんが…)


少年とオオカミの、スリルに満ちた冒険と友情の物語をぜひ読んでみてください!


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