黒須高嶺えしごと

イラストレーター・黒須高嶺(くろす たかね)の活動情報です。

「伝記を読もう」

あかね書房さまの「伝記を読もう」シリーズのうち
豊田喜一郎 自動車づくりにかけた情熱』と『まど・みちお みんなが歌った童謡の作者
の2冊に挿絵を描かせていただきました。

豊田喜一郎はごぞんじトヨタ自動車創業期の技術者・経営者で、現在の日本の自動車産業の基礎を築いた人物。
まど・みちおは「ぞうさん」「やぎさんゆうびん」など、現在だれもが知る童謡の作詞者です。ほかにも自由詩、抽象絵画など生涯を通じ幅広い創作活動を行いました。

以下、一部をご紹介 ※書籍掲載のものとトリミングやトーンの濃さに若干の差があります。

『豊田喜一郎』より
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左: 父・豊田佐吉の織機工場で人知れず機械のスケッチをする喜一郎少年
右:大学時代の工場での実習中、初めて見た機械をなんなく分解・組立する喜一郎

『まど・みちお』より
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左:山口県徳山町(現在の周南市)の自然の中で独特の感性を育んでいく道雄(みちお)少年
右:自分の靴の上を渡る蟻の列に見とれるまど。こういった身近な体験から詩がうまれていきました。



絵を描くために原稿や資料を読みましたが、お二人ともに共通しているのはやはり自分が打ち込む対象に対するひたむきさ、一途さといったもののようでした。
両者ともに、時代の要請や社会とのしがらみの中で、自らの求めるものに真っすぐに向かうことのできない時期を経験しています。それでもなお、胸の内にある理想を絶やすことなく守り続け、少しでも近づこうとする様子に心打たれる気がしました。
ご本を通して、読者にもそんな生きざまが伝われば嬉しく思います。



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