黒須高嶺えしごと

イラストレーター・黒須高嶺(くろす たかね)の活動情報です。

あけましておめでとうございます

どうぞ今年もよろしくお願いいたします。

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お年賀用のイラスト。
屋台引きの神社みたいなのがあったら楽しそうだなと思って描きました。年賀状の為の時間がそんなに取れない中、絵の案がなかなか出ずに焦りましたが、出来上がったものはけっこう気に入っています。

年末年始はほとんど休まずに作業をしました。
まだとうぶん続きそうですが頑張ります。


みなさんも今年一年、どうぞ健やかに過ごされますよう。

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「火の鳥伝記文庫 新装版」巻末カット

このたび新装版が刊行されました講談社の「火の鳥伝記文庫」シリーズのうち、徳川家康豊臣秀吉武田信玄坂本竜馬野口英世西郷隆盛の巻に巻末の人物紹介用のカットを描かせていただきました。

一部ご紹介
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真田幸村/淀殿

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春日源五郎/勝海舟

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島津斉彬/徳川慶喜

サイズ自体は小さいものですが、全部で40点近く描かせていただきました。
これまでにも実在の人物を描く「似顔」的な要素のあるお仕事は経験していましたが、それだけを集中して描くというのは初めてでしたので色々と勉強になりました。


新装版は祖父江慎さんによる印象的な装丁。
イラストも、いずれも第一線で活躍されている画家さんばかりです。私も関わることができ、嬉しく思いました。
この機会にぜひ読んでみてください!



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「パイロットのたまご」

『パイロットのたまご』(講談社)
著者は吉野万理子さん

書影(版元ドットコムより)
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装丁は脇田明日香さん

講談社の「おしごとのおはなし」シリーズ 第2期ラインナップの1冊です。
「講談社ブッククラブ」サイトより、紹介文を。
小学2年生の雄大は、飛行機が大好き。まだ、乗ったことはないけれど。  雄大には、航空会社に入社した幸也といういとこがいる。メールで様子を教えてくれたりするところによると、パイロットになっても、飛行機の操縦をするまでには、とても時間がかかるみたいだ。  そうしているうちに、雄大は5年生になっていて……。

挿絵のご紹介
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主人公の雄大(ゆうだい)。とにかく飛行機の好きな男の子。

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航空会社で働き始めたいとこの幸也(ゆきや)にいちゃん。
パイロットのはずなのに、ちがう仕事をしている…?

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雄大は幸也兄ちゃんに、自分の興味や疑問をぶつけていきます。


「飛行機が大好き!」という雄大と、長くきびしいパイロットの訓練をうける幸也兄ちゃんとのやりとりをひとつの軸にお話はすすんでいきます。航空業界のことはまったくわからない私には初めて知ることばかりで新鮮でした。
そして何より、雄大からは熱中するほど好きという強い「あこがれ」の気持ちが、幸也兄ちゃんからは航空機に関わる仕事をする者としての自覚や自負が、まっすぐに伝わってきます。どちらもきらきらと輝くようですてきです!

吉野さんがご執筆のためにJALさんへ取材される際に、編集者さんにお誘い頂き私も同行させてもらいました。
結果的に、取材にのぞむ様子から吉野さんが執筆に懸ける思いの強さを目にできたことはとても良かったと思います。その経験が絵の方にも出ていれば良いのですが。

どうぞ多くの読者に読まれますように!

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「あぐり☆サイエンスクラブ:秋と冬、その先に」

「あぐり☆サイエンスクラブ:秋と冬、その先に」(新日本出版社)
著者は堀米薫さん

書影(新日本出版社さんのサイトより)
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装丁は松田珠恵さん(商業デザインセンター)

4月、7月とこれまでに2冊刊行されました「あぐり☆サイエンスクラブ」シリーズの3作め、完結編です。

また新日本出版社さんのサイトから紹介文を――
春の田植えに始まり、稲の成長を見守ってきた「あぐり☆サイエンスクラブ」。いよいよ稲刈りの時を迎える。鎌をつかって手刈りに挑戦する学・雄成・奈々。収穫の喜びは特別だった。脱穀・乾燥・もみすり・精米――新米を口にするまで、こんなに作業があるなんて! お釜で炊いた新米は、おかずがいらないおいしさだった!


例によって挿絵
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稲穂を実らせた田んぼを前に喜ぶ3人…のはずが、奈々のようすがちょっとおかしい…?

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農道を歩きながら、あぐり先生の話に耳を傾ける3人。先生の語る言葉はなんでしょう。

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目次の見開き用のカット。最後にいっぺん「全員集合」的な絵を入れてみたかったので…。
自分でも気に入っていますし、堀米さんにも喜んでいただけたようでよかったです。


田植えの春、青田の夏と、実際の季節とあわせるように刊行されてきたこのシリーズですが、いよいよ収穫の秋を迎えました。
これまでじっくりと丁寧に描かれてきた米作りが、文字通り実を結ぶようすが晴れやかな賑わいの中に表現されています。
学たち自身も、彼らをとりまく人間関係も、季節の移り変わりに合わせるように少しずつ変わっていきます。

読み終えた後も、学たちや彼らの田んぼが今もどこかで営みを続けているように思えます。
タイトルにもある「その先に」という言葉に何が込められているのか、その事に思いを馳せたくなるすてきなラストをぜひ味わってみてください!

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「文学のピースウォーク」原画展

こんにちは。

この夏は湿気がひどい印象があり、最近買った水彩紙がはやくも「風邪を引く」感じになってきてしまいうろたえました。
モノクロ用に使っているケント紙も湿気で変質してしまうようで、線を引いてみて初めて気づくという最悪な事態が起こることに怯えたりしています。
いちおう応急の対策をしているのですが、紙の保存方法をきちんと考えないといけないようです…。


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さて本題ですが昨年、新日本出版社さまから刊行されました児童文学シリーズ「文学のピースウォーク」の挿絵・装画の原画展が、千葉県柏市の児童書専門書店ハックルベリーブックスさまで開催されます。

期間 9/17(日)~26(火) 13:00~17:30 (無休)
公式のアナウンスはこちら

私はその中の1冊、高橋うららさんの『幽霊少年シャン』で絵を描かせていただきましたので、今回の展示に参加させていただいています。
原画展というものは初めてですので嬉しいです…。

期間中は参加作家さん・画家さん・デザイナーさんなどのギャラリートーク、茶話会なども開かれるようです(一部要予約)。
ご興味おありの方はぜひアナウンスページをチェックしてみてください。
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私も期間中、足を運びたいのですが、お仕事の都合でどうなるかまだ分からない状況です。原画展なんてこの先またあるかどうかわかりませんので、ぜひ行かねばと思うのですが…。

行けるようでしたらまた記事でお知らせしようかと思います。
とりあえず今回は展示のお知らせまで。


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